0602.「ドメイヌ・タケダ《キュベ・ヨシコ》 2003年良質年産 特別醸造・白(辛口)」750ml
完売となりました。
このワインは、上質の白ワイン(自社農園収穫、シャルドネ種100%)を、フランス・シャンパーニュ地方の伝統的製法によって瓶内発酵をさせ、醸造した発泡ワインです。
2015年3月6日 オリ引き
2003年は、近年にない良質のしあがりでしたので、繊細な味をひきだすため、瓶内での澱との接触期間を通常より長く11年にしました。(通常3年)。
優雅な泡立ちのドメイヌ・タケダ《キュベ・ヨシコ》。
そのきらめく味わいを、どうぞご賞味ください。
ファースト・リリース:1989年
品種:自社農園収穫ぶどう100%(シャルドネ 100%)
作付面積:5ヘクタール
キュベ・ヨシコは、平均樹齢20年で、砂と粘土が混ざり合った自社畑から収穫されたシャルドネを使用。
平均樹齢:約20年
ぶどうは通常、糖度を指針に収穫を行いますが、キュベ・ヨシコになるぶどうは、酸度を重視して早めに収穫します。収穫後、ただちに搾汁を行います。一晩静置後、デボルバージュし、アルコール発酵を行います。
出来上がったワインを、フランス・シャンパーニュ地方の伝統製法(Méthode Traditionnelle)で発泡ワインに仕上げます。
出来上がった白ワインに砂糖と酵母を加えて瓶に詰め密閉し(ティラージュ)、10度に保った部屋で瓶内二次発酵を行い、発泡ワインに仕上げます。
その後、酵母(澱)を瓶の口に集め(ルミアージュ)、急速冷凍し瓶内圧力で押し出し除去します(デゴルジュモン)。その際ドザージュは行わず、補充液は同じキュベ・ヨシコを使い、エクストラブリュットに仕上げてあります。
そして、コルクを打ちワイヤーをかけ、さらに三年寝かせてから製品にするものです。
スタイルとしては、ブラン・ドゥ・ブラン、エキストラ・ブリュト、ノンドゼです。
グラスに注いだ時の細やかな泡立ちは、二次発酵で酵母が生んだ炭酸ガスがワイン中に溶け込んだものです。この気品ある泡立ちが、ますますワインを香りたかく、すっきりとさせているのです。
ヨシコとは、ワイナリー発展に尽くし、ワインを愛してやまない四代目夫人にちなんだものです。
ドメイヌ・タケダ<<キュベ・ヨシコ>>2003年良質年産
●収穫:2003年09月16日
●アルコール発酵:ホーロータンク
●補糖:なし
●補酸:なし
●MLF:なし
●2次発酵:10℃にて、瓶内2次発酵
●瓶内気圧:5気圧
●シュール・リ期間:11年間
●デゴルジュモン後リキュール添加:なし(同じスパークリングを添加)
●デゴルジュモン後の分析値:
比重;0.992 アルコール;11.7% エキス;2.11% 総酸;7.60g/l(酒石酸として算出)
2003年は近年にない良質年でワインの仕上がりも格別でした。そこで繊細な味を引き出すため瓶内での澱との接触期間を通常よりかなり長い11年にしました。
11年後の2015年3月6日に澱引きを行い、Recemment Degorgeにて仕上げました。
これは、最近澱引きをしたというフランス語ですが、良年のものをより長く澱と一緒に熟成させる伝統製法の高級スパークリングワインという意味があります。
2003年良質年産は、桐箱に入れて、2024年10月にお届けの予定となっております。